回想その１　家出決意編 - 武井のダウンロードフォルダ

【1月26日13時。東京。祐天寺にあるスタバ】

さぁ、書きはじめよう。

家出しようと思ったのは高３の夏僕が３ヶ月の停学処分中。

大前提に僕は大学に行く気が一ミリも無かったんですよ、親や先生や友達には「早稲田大学行く！」って息巻いてた、でも本当のこと言っちゃうとただただ体裁を保つだけの嘘。高校卒業したら大学なんて行かず何かしらで働く予定でした。

僕は学校で勉強するって行為が大嫌いなんですよ、自分の興味ある事にはめっちゃ知識欲湧くけどそのほかのことに関しては微々たりとも。

学校に行けば自分の知りたい事は知れるけど学校に在籍するためには他の教科も学ばなきゃいけない、なんだそりゃ。まぁなんとなく学校は嫌いなんです。

わからないことが有ったら自分で調べる自分で見る自分で答えを見つけ出す。がモットー

「大学に行く」って体裁とっておけば親からも自称進学校の高校からも「普通の道歩むんだね」って安心してとやかく言われる心配はないからね。

わざわざ「高校卒業したら働きたい」なんてバカ正直に言ってたら逆に警戒されてやりたい事への道が寸断される可能性あったし笑。

あと、周りの友達も皆大学に行きたいって言ってるのに僕一人だけ高卒で働くなんて語ったら恥ずかしいし、みんなに合わせないと！…高校生ってそんなもんです。

なんで「早稲田大学」なのかって言うと、

僕の父親は小さい頃から「早稲田に行け」「早稲田に行け」って何度も僕に言うのよ、自分が早稲田出身だからって子供に自分の成功体験押し付けないでほしいなとは常々思ってたね〜。

まぁ父からすれば「早稲田に行けばやりたい事なんでもできる！」「早稲田は楽しいぞ！」って本気の善意でオススメしてたんだろうけど子供の僕にとっちゃそんな善意全然通じなかった、むしろ鬱陶しいくらいに思ってたし、早稲田しか選択肢選ばせてくれなかったから本当に嫌だった。親の自己満足。

「子供のためを思ってやってる事が子供を苦しめる」ってこと有るんですね。（でもそんな事言ってたら親は子に対して何もできないじゃないか！っていう意見も重々理解できるから難しいね子育てって）

世界中にいる子供を持つ全親に言いたい『それは本当に子供の為？自分の理想押し付けてない？子供の本音を最近聴いた？なんて言ってたよどんな眼で言ってたよ？子供の人生は彼・彼女のための人生です、あなたの夢・理想を叶えるための人生じゃないんです。己に決めさせてあげて下さいよ』

「親の理想像の自分でなきゃダメ」って自分で自分に枷かけちゃってる子供はかなり多いです。自由にさせてあげて下さい

閑話休題

家出を決意したのは高３（2015年）の夏、

僕はある事をやらかして高校にある隔離部屋で毎日先生方に怒られる毎日を送ってました（３ヶ月）

怒られてる間は怒られてれば良いんだけど先生がいなくなって隔離部屋に一人になった時ってかなり時間あって結構ヒマなんですよ（こんな事当時の先生と親に言ってたらブチ切れられるわ笑当時ね当時）、携帯も没収されてるし教科書を読む気にもなれないし自問答（自分で自分に疑問投げて自分で解決する遊び）するのが一番時間潰せた。

で、自分の未来について自問答したんですよね『あなたは何がやりたいの？』って

で、結果的に導き出した答えは『やりたい事をやりたい』だったんですよ。

これはもう僕の永遠のテーマですね「やりたいことをやる」

大正解だと思ってます。

この答えを後押ししてくれた人がいるんですよ、またしても父です。

日々怒られる毎日を送っててちょっとゲンナリしてた時、夕方父と一緒に実家から祖母の家に歩いてる時に「まぁ太陽のやった事は良く無い事だ、それは反省しろ。でも、自分が「やりたい」って思ったから行動に移したんだろ？その思い・行動力は褒められるべきことだ、やりたいことをやってこそ人生だ。何でもやってこうぜ」マジ涙・・・この一言で僕の世界は一気に晴れ渡りましたね。「何でもやってこうぜ」良い言葉。