アメリカ横断旅 Los Angeles編その1
【4月3日11時。Los Angeles。マクドナルド(2457 Lincoln Blvd, Venice, CA 90291)】
ロサンゼルスに来て4日目。マジでLA最高です。
◉3月29日
サンフランシスコ最終日。
天気はあいにくの雨なのでマクドナルド&スタバを転々としながらブログを執筆。
午後7時くらいに書き終わり。
今日は特にこれといって特別なことはしてないけど一つだけやりたいことがあるんです。
やりたいことは「野宿」。宿に泊まらず路上で一晩明かすこと。
なぜ野宿なんかをしようかと言いますと、サンフランシスコに来て知り合ったアメリカ人から「サンフランシスコは路上生活者がアメリカでトップクラスに多いんだ」と教えられ、調べてみたら確かにその通りでした。
で、能天気な僕は「どうせなら1日くらいホームレス・野宿してみてもいいかな、体験学習文化交流(笑)」って楽観的な考えで野宿しようと決めました。
サンフランシスコでの野宿の仕方は喫煙パイプがめちゃ似合うホームレスお爺さんに教えてもらいました。
サンフランシスコの案内板見ながら、どこで野宿すべきか悩んでたらこのお爺さんが「おう若いの、旅してるんか。金くれ」と話しかけてきたので、僕は「お金は全く持ってないんです」と挨拶。
爺「あっそう、中国出身か?どこに泊まってるんだ?」
僕「いえ、日本から来ました。昨日までは中心街あたりで泊まってたんですけど今晩の宿はないです。ホームレスしようかと思ってて、オススメなとこありますか?」
爺「だったらそれこそ、駅の周辺がベスト、駅は夜遅くまでやってるし深夜も明るい。あと、野宿するならホームレスが多いとこで寝るのが一番安心だ。荷物の盗難が怖いと思ってるだろうがホームレスが他のホームレスの財産を盗むことは無い。逆にホームレス・盗難を怖がって人気のない路地とかで寝てみろ、それこそホームレスに限らずヤバイ奴がお前の身ぐるみ剥がしに来るぞ!寝るならホームレスのいる所だ。あと駅の辺りはカメラもあるしな」と為になるアドバイスをもらい、このお爺さんの言うことを信じて良いものなのか一旦考えたけど他にすがる当てもないんでアドバイス通り、ホームレスが寝てるとこを探し始めた僕。
で結局。明日、ロサンゼルス行きのバスが発車する駅兼バスターミナル周辺で寝ることに決めた。
まぁ、ゴミが散らかってて汚いです…てかサンフランシスコで野宿できる安全なところで綺麗な所は無いです。
ちょうど深夜12時。路上で横になって目を閉じる。
◉3月30日
一晩野宿してみての感想「不完全装備で野宿はするもんじゃねーな」
そもそもアメリカで野宿しようと思ってなかった僕は、他のホームレスが使ってるような寝袋・マットレス・ダンボール・風よけを持ってなかったんで、一晩中硬いコンクリートの上で風にさらされながら・底冷えで体温奪われながら・爆裂な列車通過音を聴きながら一晩過ごしました。眠れたことは眠れたんですけどほぼほぼ「レム睡眠」
全然満足できない睡眠です。
これにて野宿体験は終了。次やるときはちゃんと装備整えよう。
正午、ロサンゼルス行きの格安バス「Mega bus」がバスターミナルに到着。乗り込んで揺られること9時間ユニオンステーション着
「Los Angeles」に到着しました!!
時刻は9:00pm、ロサンゼルスのメトロに乗って30分後、今日宿泊するホステルに到着しすぐにスケボーを抱え外出。
どうしても「ハリウッドサイン」を早くみたかった僕はサインが見えるところを探したけど全く見えず、ホステルから3キロくらい離れたところで心がポッキリ折れて、引き返しました。
ロサンゼルスの初夜はただただ疲れただけでしたっていう。。。
◉3月31日
9時にチェックアウトして向かったのはベニスビーチ近くのホステル「The Venice Beach HOSTEL」
ベニスビーチに歩いて15分で行ける最高のロケーションにあるホステルで、ここに3泊予定。
11時半にホステルにチェックイン。部屋はこんな感じ。7人部屋で、プライベート&セキュリティはゼロ笑
12時にドローンを持ち、スケボーを抱え、いざベニスビーチへ!
とりあえず海に入ってみた。アメリカ側からの太平洋は超気持ちの良い冷たさ
そして向かうは「Venice Muscle Beach」通称:筋肉の砂浜
マジで筋骨隆々隆々隆々隆々のマッスルマンたちがわんさかいまして
「アメリカ人には勝てねぇな」って勝手にケンカ売って勝手に負けてました。
筋肉の砂浜を後にして向かったのは
どうしても行きたかった「Candle Cafe & Grill」というレストラン。
どうしてこのお店に行きたかったのかといいますと、
「バナナTV」っていうバナナマンさんが世界中の国に行って遊ぶネット番組がありまして、バナナTVのLA編で「Candle Cafe & Grill」にてバナナマンさんのお二人が食事したんですよ。言うなれば聖地巡礼笑。
日本にいる時から「ロサンゼルスに行ったら絶対この店で食事するんだ!」って意気込んでました。
オーダーしたのはバナナマンさんが食べてたハンバーガーとボロネーゼ
料理自体も美味しかったんですけど、「バナナマンさんと一緒の料理を食べてる」っていう思いと「テラス席で感じるベニスビーチの日差しと海風」の雰囲気が相重なってめっちゃ美味しく感じました笑。
ランチ終了
お次は、ベニスビーチ空撮!
ちょいとだけでも空撮映像をご覧あれ〜〜〜
まだまだ色々と初心者なんでご勘弁。もっとドローン練習しないとなぁ。
空撮は撮っててすっごい楽しかったですわぁ。
その後は夕焼け見たり大道芸見たりスケボーで滑走したりと、ある程度ベニスビーチを楽しんでその日は終了。
◉4月1日
朝10時、カウチサーファーから「ハングアウトしませんか?」とのメッセージが届く。
誰だろうと思い、メッセージを送ってきた人のプロフィールを見てみるとなんと日本人の女性!!まさか日本人からハングアウトのお願いが来るとは思わなかったからすぐにOKと返信し、お昼に近くのスタバで落ち合うことに。
待ち合わせ時間から40分後、やってきたのは兵庫県出身の小柄な女の子!!
名前は「Mana」ちゃん。彼女は学生さんで、21歳ながら世界旅行をしてるとのこと。
スタバで1時間半ほど駄弁ったんですけど、
正直、Manaちゃんには驚かされっぱなしでした。
振る舞いがどう見てもアメリカ人な事。スーパーフレンドリー。めちゃめちゃ流暢にイングリッシュを喋る事。自分の信念をガッチリと掴んでて揺るぎない姿。圧倒的に「自分」を持ってる事。まだまだ彼女の凄さは沢山あるけど書ききれない。
彼女の前だと僕が小さく感じられるほど彼女はバカデカイ。本当に凄すぎる。
Manaちゃんは9:00pmからのピザパーティーに行くらしく僕を誘ってくれた。もちろんYesと答えてピザパーティーに行くことに。
ただ、駄弁り終わったのが夕方で、パーティーまで時間があるのでハリウッドのメインストリート「Hollywood Blvd」に行って時間を潰そうと相談して決め移動開始。
到着してまず目に入ったのがアノ「チャイニーズシアター(TCL Chinese Theatre」アカデミー賞の授賞式が行われるところで、よくテレビで目にするあそこ。
近くにあったマダムタッソーでちょいと写真撮影
で、ハリウッドの観光は終わりでした。チャイニーズシアターくらいしか観光名所無いのね。
ハリウッド俳優のブロックタイルも沢山あったけど「タイルだしなぁ」ってちょっと冷めた気持ちになっちゃった。
あと、このストリートには偽ヒーローと無名な有名ラッパーが多くて、すぐにお金よこせって言ってくる。
事前にManaちゃんから「ハリウッドストリートはコスプレイヤーとかCD押し売りしてくるやつばっかりだから声かけられても「ノーノーノーノー」って言うんだよ?もし捕まったらお金払うまで解放してくれない、ずっと追ってくるからね!気をつけて」って忠告されてた。にも関わらず無名有名ラッパーに一回捕まっちゃいました笑
ストリート歩いてたら黒人ラッパーに「ウェアーユーフロム?ワッツユアネーム」って聞かれて、つい「アイムタイヨー、フロムジャパン」って答えちゃった。そしたら彼は早口でなんか言いながら彼の持ってるジャンクCDに「T」ってマジックで書いて僕に渡してきた。(プレゼントかな?)センキューって言って彼から離れようとしたらラッパーが「おい、金払えよジャパニーズブラザー?」って凄んできてあ〜ぁ。10ドル払いましたとさ。
その後もなんやかんやあり、今日のピザパーティーに参加するManaちゃんの友達、ドイツ人の「Jeik」と合流することに
「Hollywood / Highland駅」でJeikと合流して、いざピザパーティー!
パーティーの様子は写真でご覧あれ。何があったか言葉にしてたらキリがない。
ここではタバコが大活躍しました。ビバ・タバコミュニケーション!!!
僕はタバコのことを「ニコチンを摂取するためのモノ」じゃなくて 「コミュニケーションツール」として思ってる。基本的に一人では吸わないし「タバコ吸いたい!タバコ吸いたい!」みたいなことになったこと無い。
タバコを誰かと一緒に吸う5分〜10分が欲しくてタバコ持ってるみたいなもんです。やめようと思えば今すぐにでもやめれる。
ピザパーティーは深夜1時に終わりました。
「アメリカのホームパーティー」を体験でき、とっても楽しく有意義な時間で、いろんな国の人といろんな話ができて、素晴らしい経験になりました。
Manaちゃんと知り合えなかったらこんなこと一生体験できなかったと思うんです。
Thanks for Mana. You are a very funny woman and fuckin bitch, I hope you are smiling forever.
◉4月2日
今日は昨日のピザパーティーの時に出会ったフランス出身のCristinaに誘われて「Wildflower trip」に行くことに。
朝9時、旅メンバーのJordy(南アフリカ)とAlex(アメリカ・サンタモニカ在住)とサンタモニカで合流し、車でCristinaが待つLake Balboaへ。
9時半に無事CristinaをピックしLet's GO!!!!
1時間半後、着いたのは「アンテロープ・バレー・カリフォルニア・ポピー・リザーブ・ステート自然保護区(Antelope Valley California Poppy Reserve State Natural Reserve」
モハーベ砂漠の中にある丘で、この季節一面カリフォルニアポピーが咲き乱れる州立公園。
正直、Cristinaに誘われてココに来るまで、ロサンゼルスにこんなに綺麗な所があるなんて知らなかった。出会いや縁は色んなことを教えてくれる。
写真たっぷりめでどうぞ
大満足!!!スーパー綺麗で目の保養すぎる。
黄・橙・紫・緑・白・青 全ての色が輝きまくってた。
日本で花見できない分、アメリカで異色のお花見大満喫しましたとさ。
ポピー畑を後にして向かったのは「In-N-Out」というバーガーショップ。
In-N-Outはカリフォルニア州にしか展開してない超大人気チェーン店。
チーズバーガーめちゃ美味しかったです。
お次は、奇岩群「ヴァスケス・ロックス(Vasquez Rocks Natural Area Park」
ここは、何万年も前に地層が急角度で隆起し、せり上がった大地が雨風によって削られ、斜めに向いたままの地層が剥き出しになってる神秘的なところ。
岩の頂上まで登った感想としては「爽快感パネェ!!!」
ちなみに岩の裏っ側は絶壁で、滑り落ちたら死ぬんでちょいと怖かった、壮大な異世界感が凄すぎて超面白かったです。
その後はサンタモニカまで戻り、それぞれ解散。
解散後、サンタモニカピアが近かったんで一人で「ルート66最終地点」を見にいきました。
9日からルート66をハーレーでツーリングするんでやっぱりココは見とかないと笑
ずっと来たかったところなんで達成感抜群です。
その後は宿にまっすぐ帰り、すぐに就寝でーす。
このブログ、書くのに時間かかったなぁ…